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2022/08/31 17:01

もし今日地震が起こったら、あなたとあなたの愛犬は大丈夫ですか?

日常の生活にほんの少し工夫をするだけで出来ることもたくさんあります。

ちょっと入れ物を変えるだけ、ちょっと置き場所を変えるだけでも防災になる場合もあるのです。

91日は防災の日、そして9月は防災月間です。

「そのうち準備しなきゃね」ではなくて、防災月間の今月中に準備するのはいかがでしょう?




上の写真は熊本地震の際、仮避難所の敷地内にリードで係留されている様子。

自治体によって異なりますが、同行避難と言っても中・大型犬に関しては避難所敷地内にリードで係留されることになります。また小型犬であっても避難所の室内まで愛犬を入れることが許されていない場合が多く、避難所の玄関や軒先にクレートやバッグに入れて保管されることになります。



上の写真は熊本地震の避難所の駐車場のアスファルトの様子。このように地面が割れるだけでなく、倒壊した建物の破片などが散らばり愛犬を裸足では歩かせられないことも想定されます。靴や靴下を使用したり、キャリーバッグを準備しておくことが大切です。


●4つの防災テーマ、合言葉は「あ・い・さ・つ」


あ=「遊びの延長」で、備える。

 いざという時に必要な物を、必要な時にきちんと活用するためには、あらかじめの準備が必要です。例えば荒れた道を歩かせる時に役立つ靴や靴下。普段から靴を履いて遊んだりお散歩に行ったりして少しずつ慣らしておきましょう。


い=「いつもの延長」で、慣らす。

避難の時に使うキャリーバッグなども普段から仕舞い込まずに部屋に置くなどして愛犬にとっての居場所になるよう慣らしましょう。また災害はいつ起こるか分かりません。連絡先を明記した首輪などを常に装着しておきましょう。


さ=「散歩の延長」で、避難訓練。

自治体指定の避難場所は知っていますか? 避難場所のチェックのほか、倒れやすい塀や建物をチェックして複数の避難経路を考えておきましょう。避難経路をいつものお散歩コースに入れてしまうのもオススメです。


つ=「つながりの延長」で、助け合い。

避難時に散歩やゴハンのお世話を分担するなど、飼い主同士で助け合えることは多くあります。日頃から飼い主同士で声を掛け合うなど、いざという時に助け合える関係を築いておきましょう。



●キャリーバッグ選びは普段使いと災害時を想定して!

犬は新しい物や見慣れない物にストレスを感じる生き物です。災害時に使用するキャリーバッグは普段から使用して愛犬が自分の居場所として認識できるようにしておきましょう。


BRIXTON CARRY BACKPACK WIDE

キャリーバッグの中でも横長のため、ゆったりした居住空間が確保できます。サイズもMLの2サイズがあります。



MB SLING

長時間の抱っこは大変! スリングを活用すれば体力的に楽なだけでなく、両手が空くので作業や荷物を持つこともできます。




PORTABLE FOOD BOWL(M)

水を飲ませたり、フードを食べさせたりするためにはフードボウルが必要になります。

ポータブルフードボウルは折りたためるのでかさばらないのでオススメです。



PORTABLE FOOD BOWL(S)



●愛犬用の非常持ち出し袋を作ろう!

・ドッグフード3日分:普段食べている物(定期的に賞味期限の確認を!)

・水:人間用の非常用持ち出し袋に入っているならば不要。

・フードボウル:非常用のボウルの場合は慣らしておく。

・トイレシーツ:3日分+緊急トイレ製作用+予備。

・マナー袋:匂いの出ない物を。

・毛布:愛犬の匂いのついた物を。

・おもちゃ:新品ではなく大好きなおもちゃを。

・犬具:首輪やハーネスは使い慣れた物。

・リード:係留しやすい物。伸縮リードは不可。

・緊急連絡カード:飼い主、愛犬の名前、生年月日、愛犬の持病や常用薬、かかりつけ医、緊急連絡先、マイクロチップのIDとパスワードを明記したカード。


●自分の住んでいる自治体のウェブサイトを確認しよう

東日本大震災の経験を踏まえて、環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を作成し、自治体等へ支援体制や救護体制を整備することを呼びかけました。その後、2015年の熊本地震をきっかけに「ペットとの同行避難」の意識が高まり、現在では全国の自治体が同行避難の対応方法などをウェブサイトで告知しています。ぜひ一度お住まいの自治体のウェブサイトをチェックしておきましょう。

 環境省「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」


●最後に

非常時にも落ち着いて行動し生活するためには、普段から愛犬とのコミュニケーションを密にすることが大切です。そうすることは災害時に最も障害となる噛み癖、吠え癖などの問題行動を抑えることにもつながるのです。

また動物を連れていない他の避難者に迷惑をかけないようにすること、動物を苦手とする人やアレルギーなどの理由で動物と一緒にいられない人がいることも忘れないようにしましょう。

もし実際に災害に遭遇したら、まず飼い主であるあなたとあなたの家族の身の安全を確保して下さい。あなたが無事でいないことには、愛犬の安全を確保することは難しくなるのですから。

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