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2023/01/18 15:00
トイレトレーニングやお留守番のスペースとして使われるサークル。
上手に利用して快適なドッグライフを送ってみませんか?
愛犬に安心できるスペースを!
「閉じ込めるのは可哀そう」と部屋の中で愛犬をフリーにしている人も多いのではないでしょうか? サークルは閉じ込めるのが目的ではなくて、部屋の中を区切って愛犬にとって安心できる場所を作るのが目的です。正しく使えば、愛犬にとっても飼い主にとっても快適な暮らしをサポートする素晴らしいツールになってくれますよ。
おすすめポイント
・いたずらや誤飲防止になる
電気コード、薬品、観葉植物・・・。人間の生活環境にはワンちゃんにとって危険な物がたくさんあります。ワンちゃんが安心して過ごすためにもサークルは役立ちます。
・生活環境と犬のスペースを分離できる
安心して過ごすことができる愛犬だけのスペースを区切ることで、犬にとって警戒すべきテリトリーの範囲を制限することができます。
・分離不安症の防止になる
飼い主と離れることを極度に不安がる分離不安症。ひとりで安心してくつろげる場所を作ってあげることによって分離不安症の防止になります。
・隔離トレーニングになる
ペットホテルに預ける時や動物病院に入院するときなど、閉鎖された空間に隔離されることがあります。自宅でサークルに慣らすことは、いざという時のトレーニングになります。
※注:飼育環境やワンちゃんの性格によって効果が見られない場合もあります。
サークルの中に入れるべき物
・トイレ
愛犬の大きさに合わせてトイレの大きさを選びましょう。お留守番の時間が少し長くなってしまいそうな場合には大きいサイズのトイレを置いたりするのも良いと思います。
・水飲み
サークルの柵に取り付ける給水器も便利ですが、給水器から飲むのが苦手なワンちゃんも多いので注意が必要です。床面に水飲み用食器を置く場合は、倒れにくい重さのある食器を選ぶのがポイントです。
・ベッド
大好きなベッドを入れて安心できる空間にしましょう。ベッドには形や大きさや硬さなど様々なタイプがあるので好みのタイプを選んであげてください。
サークルに慣れさせる方法
一番大切なのはサークルを安心できる場所だと認識させてあげることです。慣れるまでは扉は開いたままにしておいて、自発的に入ったらたくさん褒める、おやつや食事をあげるなど、愛犬にとって嬉しいことを繰り返し行なって徐々に慣らしていきましょう。
最後に
安心してくつろげる場所があることは、愛犬のストレスを減らすためにも大切なことです。しかしサークルが安心できる場所になった場合でも、1日のほとんどをサークルで過ごさせるような使い方はお勧めできません。お留守番にサークルを使用する場合でも、飼い主さんが家にいるときは、なるべくサークルから出してコミュニケーションをとってあげるようにしましょう。
サークルは上手に使えば短時間のお留守番などで活躍してくれるだけでなく、愛犬との絆を深めてくれるツールになってくれるはずです。この機会にサークルの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
<執筆者>
山田 武生
MANDARINE BROTHERSスタッフ
愛玩動物飼養管理士2級
JKC愛犬飼育管理士
ペット栄養管理士
ホリスティックケアカウンセラー